どうして?2回目のシャンプーが泡立つ理由
どうしてシャンプーは1回目より2回目の方が泡立つんですか?1回目で泡立たないとちょっとストレスです(><)
そうですよね。
でもちゃんと理由があるんです。
今日は2回目のシャンプーが泡立つ理由をお伝えします。
このページは
2回目のシャンプーが泡立つ理由
について書いています。
1回目でシャンプーを泡立たせるコツもお教えします!
目次
なぜ2回目のシャンプーがよく泡立つのか?
2回目のシャンプーが泡立つ理由。シンプルにいうと
1回目のシャンプーである程度の汚れが落ち、髪に水分もたっぷり含まれているから。
シャンプーは3つの条件が合わさり泡立ちます。
- 水
- 空気
- 界面活性剤(シャンプー)
ですが、1回目のシャンプーのときには条件が違います。↓
- 水
- 油(髪や頭皮の汚れ・整髪料)
- 界面活性剤(シャンプー)
空気の代わりに汚れがあるんです。
1回目と2回目の違いはコレ↓
【1回目】=乳化
水+油(汚れ)+界面活性剤
【2回目】=気泡
水+空気+界面活性剤
汚れがあるとただ水と油が混ざり合って乳化するだけ。
でも1回目のシャンプーで油(汚れ)が取れると、しっかり空気が入るので泡立つ。
これが答えです。
でも他にもシャンプーが泡立たない理由はあります!
1回目のシャンプーが泡立たない理由
さきほど説明した以外にもシャンプーが泡立たない理由はあります。
それがこちら。
- 頭皮や髪に皮脂・汚れがある
- 整髪料をたくさん付けている
- 予洗い不足
- 髪のダメージがひどい
- 水をはじきやすい髪質
順番に説明します。
1.頭皮や髪に皮脂・汚れがある
シャンプーは油分が付いていると泡立ちにくくなります。
たとえば、スポーツなどを想像すると分かりやすいです。
たくさん動く(スポーツなど)
↓
汗をかき皮脂の分泌が活発になる
↓
皮脂が髪に伝わりほこりなどが付く
↓
ゴワゴワ・ベタベタな髪が完成
このように汗と皮脂が混ざりあい汚れがたくさん付くと、シャンプーは泡立ちにくくなります。
2.整髪料をたくさん付けている
整髪料もシャンプーが泡立ちにくい原因の一つです。
ワックスやヘアオイルなどの整髪料には油分が含まれています。
多く付けすぎると油分で髪がコーティングされ、泡立ちが悪くなります。
3.予洗い不足
予洗いが足りていない場合も泡立ちにくくなります。
【予洗いとは】
シャンプー前にぬるま湯で頭全体を濡らし汚れを落とすこと
実は予洗いだけで汚れの8割落ちます。
ですので、この予洗いを怠っていると髪の汚れや整髪料が残ってしまい、シャンプーの泡立ちは悪くなってしまいます。
予洗いで大切なのはお湯をしっかり含ませること。
泡立ちには「水・空気・シャンプー」が必要。
ですが予洗いが少ないとこのバランスが崩れてしまい泡立ちが悪くなってしまいます。
4.髪のダメージがひどい
カラーやパーマ、紫外線のダメージが泡立ちを悪くしている場合もあります。
理由は、ダメージを受けるとキューティクルが開くから。
キューティクルが開くと水分やシャンプーが吸収されやすくなり、泡立ちが悪くなってしまいます。
5.水をはじきやすい髪質
髪質によっても泡立ちにくい場合があります。
撥水毛といって、水をはじきやすい髪質の人はどうしても泡立ちにくくなります。
髪が硬い人は「撥水毛」の可能性あり。
髪に水分が含まれにくいのでしっかりと濡らす必要があります。
予洗いの時間を少し長めにしましょう。
詳しくはこちら→そのケア合ってる?「水をはじく髪&水を吸う髪」ケア方法は全然違う!
1回目でシャンプーの泡立ちをよくする方法
では1回目からシャンプーが泡立つコツをお教えします!
1.シャンプー前のブラッシング
2.予洗いをしっかりする
3.シャンプーの前にオイルを塗る
4.シャンプーの前にトリートメントを付ける
順番に解説します。
1.シャンプー前のブラッシング
シャンプーが泡立つには「頭皮や髪の汚れを落とすこと」が絶対!
最初に汚れを落としておくと泡立ちがよくなります。
そのために大切なのがこれ。
シャンプー前のブラッシング!
詳しくはこちら→シャンプー前のブラッシングで美髪になろう!ブラッシング5大効果
髪が長い人はブラッシングで髪の絡まりが取れるのでダメージも防げます。
ブラシは豚や猪の「動物毛のブラシ」がおすすめ。
髪や頭皮への密着力が高く、汚れもしっかり吸着します。
おすすめはメイソンピアソン のブラシ。
英国伝統・ハンドメイドブラシの最高峰と言われるヘアブラシです!
(ブラシ界のロールスロイスとも!)
2.予洗いをしっかりする
予洗いはとても大切。
予洗いだけで汚れの8割は落ちるので、絶対に行ってください。
ポイントは髪だけでなく頭皮もしっかり濡らすこと。
時間は2分。
最低でも1分は予洗いしましょう。
意外とこの「予洗い」が抜けている場合が多いのでぜひ意識してみてください。
3.シャンプーの前にオイルを塗る
シャンプー前にオイルを塗るのもオススメ。
「髪や頭があぶらっこくなりそう!」と思いますよね。
でも皮脂や汚れは「脂」
あらかじめ油分をなじませることで汚れが浮き上がり落ちやすくなるんです!
やり方は簡単。
シャンプーする前の乾いた頭に、頭皮用オイルや植物油をなじませて5分置くだけ。
ちなみにオイルはアルガンオイルや椿オイルなど粘性が低めのものがおすすめ。
その際、蒸しタオルをするとさらに皮脂や汚れが浮き上がって良いですよ♪
おすすめはスパヒノキのオイル。
アルガンオイルでオーガニックなので安心です。
4.シャンプーの前にトリートメントを付ける
シャンプー前にトリートメントを塗るのもおすすめ。
(リンスやコンディショナーでもOK!)
理由は先ほどと同じ。
トリートメントには油分を分解する力があるから。
もちろん「シャンプー後にあらためてトリートメント」も忘れないでください。
おすすめはこのやり方
- 髪にトリートメントを付ける
- 湯船であたたまる
- シャンプー&トリートメント
シャワーキャップがあればぜひ使ってください。
髪が蒸されてトリートメントがより浸透します。
注意点
シャンプーが手っ取り早く泡立つのは二度洗い。
やっぱり2回目のシャンプーはよく泡立ちます。
でも毎日二度洗いをすると必要な皮脂まで取ってしまうので要注意。
髪のダメージにもつながります。
また「洗浄力の強いシャンプーで洗う」ことも注意してください。
皮脂の過剰分泌は「洗い過ぎ・落とし過ぎ」も原因の一つ。
洗浄力の強いシャンプーで落とす
→皮脂が過剰に分泌する
→さらにシャンプーで落とす
→さらに皮脂が分泌される
と負のスパイラルです。
・二度洗いは、汚れがひどい日や整髪料をたくさん使った日などに限定すること
・洗浄力の強いシャンプーは使わない
注意してくださいね。
まとめ
以上、なぜシャンプーは2回目が泡立つのか?でした。
最後にまとめます。
(2回目のシャンプーが泡立つ理由)
1回目のシャンプーで汚れが落ち、髪に水分もたっぷり含まれているから
【シャンプーが泡立つ条件】
1.水
2.空気 ←1回目は油汚れがある
3.界面活性剤(シャンプー)
1回目でもシャンプーがよく泡立つ方法。
1.シャンプー前のブラッシング
2.予洗いをしっかりする
3.シャンプー前にオイルを塗る
4.シャンプー前にトリートメントを付ける
シャンプーがしっかり泡立つと髪のダメージも抑えられます。
ぜひ今日から意識してみてくださいね。
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