HSPと円形脱毛症
このページではHSPと円形脱毛症の関係性について、私なりの意見を書いています。
(私自身HSPであり円形脱毛症の経験者です)
HSPだから円形脱毛症になった、とは言いません。
でも少なからず関係性はあると私は考えています。
HSP気質だからこそ、ストレスに大きく関係する円形脱毛症になった。
円形脱毛症になる要因のひとつにHSPがあった。
そう考えます。
ちなみに私はほかにも
- うつ状態で仕事を辞めた経験あり。
- 突発性難聴(orメニエール病)の経験あり。
- ストレスでパニック障害の経験あり。(これは現在進行形)
いろいろやらかしてる人間ですので(笑)同じ経験がある人の気持ち・辛さはとーってもよく分かります。
このページは同じ境遇の人、まさに今経験している人、同じ素質をもつ人に見ていただきたいです。
円形脱毛症になったHSPさんがどうすれば良いか?
また円形脱毛症にならないための予防策なども一緒にお伝えします。
すぐに見たい人は、【対処法】HSPが円形脱毛症になったら からご覧ください。
目次
HSPと円形脱毛症の関係
私はあると考えます。
ポイントはストレス。
現在、円形脱毛症の原因でいちばん有力なのは自己免疫疾患といわれています。
本来リンパ球はウイルスを攻撃して私たちの体を守ってくれるもの。
ですが、なんらかのエラーが起こると毛根を攻撃!どんどん毛が抜ける…というサイクルに。
この免疫機能のエラーはストレスが大きく関係しているといわれています。
- 必要以上に空気を読んでしまうHSP。
- 自分の発言を思いだしアレコレ考え込んでしまうHSP。
- 無意識にいろんな刺激をうけヘトヘトになってしまうHSP。
日常のなにげない一コマも積み重なるとかなりのストレス。
上手に発散できたら良いけれど、自分が気付かない間にストレスがたまりキャパオーバー。そんなこともあり得ます。
現に私も円形脱毛症になりました。
(うつやパニック障害もストレスが原因)
HSPは感覚的に周りの状況を読むのがとても上手。
空気を読もうと思わなくても自然とそれができてしまう人たちです。
(お茶会や講座でたくさんのHSPさんと出会いましたが本当に心のやさしい人が多かったです)
誰かの苦しみは自分の苦しみであり、また誰かの幸せは自分の幸せ、そんな感覚とともに生きています。
だからこそ、ストレスにはとっても敏感。弱いです。
というか、それが当たり前すぎて日常すぎて、自分のストレスや疲れに気付かない人もきっとたくさんいるでしょう。
もちろん円形脱毛症に限らず、他のメンタル・体の病気にも大きく影響していると思います。
【三重苦?】HSP・アダルトチルドレン・円形脱毛症
円形脱毛症の対処法や予防法のまえに、少しだけ私の話をさせてください。
(興味ないよーって人は次の章、【対処法】HSPが円形脱毛症になったら へ進んでください^^)
私がHSPを知ったのは2018年。
円形脱毛症が完治したあとでした。
あのときの衝撃は今でも忘れません。
「そっか!私が今まで生きづらかったのはコレか!」そう思いました。
どこか人とは違う自分、なんかずーっと生きづらい‥そんな言葉にできないモヤモヤが分かったみたいでとても嬉しかったんです。
それからはHSPの本を読みあさり、ネットで調べ、HSPカウンセラーの講座に参加し資格も取得。
同じHSPさんと交流がしたくお茶会を開催したこともあります。
そもそも私がHSPを知ったきっかけはアダルトチルドレンでした。
(アダルトチルドレン=子供のころに親との関係で受けた心の傷が生きづらさやパーソナリティに影響している状態。子供時代に子供らしく生きられなかった大人のこと)
アダルトチルドレンとは…
Wikipedia
親がアルコール依存症の家庭で育って成人した人。「adult children of alcoholics」の略語(ACOA、ACA、アルコール依存者のアダルトチルドレン)。アメリカでアルコール依存症治療との関わりの中で生まれた言葉である。
親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人。「adult children of dysfunctional family」(ACOD、機能不全家族のアダルトチルドレン)[3]。機能不全家族の下で育ったことが原因で(大人になっても)深いトラウマ(外傷体験)を持つという考え方、現象、または人(大人)のこと。
私の育った家庭環境はあまり良いものではなかったので、のびのびと子供時代を送れず…そのせいか人間関係は決してうまいとは言えません。
いつも人の顔色をうかがい、自分の気持ちを抑えて生きてきました。
まぁ若いころはそれでも大丈夫。
「若いから」という理由で比較的クリアできます。仕事も人間関係も。
でも年齢を重ねるとそうはいきません。
いろいろ弊害が出てきます。
(私は夫婦関係に大きく影響したことがきっかけでカウンセリングを受け成長できました)
ちょっと話は逸れてしまいましたが、HSPと円形脱毛症の関係以前に、そういった人間関係の構築がうまくいかないアダルトチルドレンという性質も大きく関係している場合もあります。
むしろ私の場合はそれが大きかったのかもしれません。
HSPの中にはアダルトチルドレンの性質をもつ人も多く存在します。
ですのでもし心当たりのある人は、パキっと分けることはせず似たような性質であるからこそ円形脱毛症の原因になりえた、と考えてほしいのです。
ただ、ひとつ注意してほしいのは「解決」に対する考え方。ここが大きく違います。
HSPは生まれもった気質なので変えることはできません。
生きづらさはあるものの、見方によっては素晴らしい性質なんです。
(小さなことで幸せを感じられたり^^)
でもアダルトチルドレンは変えることが可能。
なぜなら生まれ育った環境、親の教育、かけられてきた言葉で形成されるから。
変えられるというより、むしろ変えることが望ましいです。
アダルトチルドレンのまま生きていくことは辛いことの方が圧倒的に多いですからね(涙)
簡単なことではないですが、これから先のことを考えたら早めに卒業することが得策、ラクです。
ですので、もしアダルトチルドレン傾向もあるな~という人はぜひ解決に向けて一歩前に進んでほしいと思います。
【対処法】HSPが円形脱毛症になったら
それではHSPが円形脱毛症になったときの対処法をお伝えします。
方法は2つ。
- 治療をすること
- (意識的に)ストレス発散をすること
まずはとってもシンプル。
病院に行って治療を受けましょう。
円形脱毛症はただの抜け毛とは違います。きちんとした医療を受けるべき病気なんです。
だから、プロの力を借りて積極的に治療をすることをおすすめします。
私も(飲み&塗り)薬で治りました。
治療がすべてではありませんが「まずは治療」それが完治への一歩です。
次に、ストレス発散をすること。
当たり前のことのように思いますが、HSPにはさらに大事なことになります。
ポイントは「意識的に」という部分。
ほかの人と同じではいけません。
ちゃんと意識をすることが大事です。
- 今日は好きな○○をしよう
- 今週末は大好きな●●へ行こう
- ストレスたまってきたかな?
- 最近趣味の時間取ってないな~
- 私のスキなことは何だろう?
こんなふうに自分に対して興味をもつこと。考えてあげることが大切です。
「心の声を聴く」ってやつですね^^
つい、ひと優先になっちゃうHSP。
自分の本当の気持ちが分からなくなる前に、しっかり自分の心と体の声を聴いてください。
自分を一番に考えてあげてください。
いつの間にかたまっているフラストレーションを解放してあげることは私たちが思ってる以上に大切です。
【予防法】HSPが円形脱毛症にならないために
つづいてHSPが円形脱毛症にならないための予防策です。
これはシンプル。
対処法と似ていますが、ストレスをためないことです。
ストレスをなるべく溜めず、そして溜まったな~と思ったらスグに発散しておくこと。
これが一番の予防策です。
私は円形脱毛症になったとき珍しく「ストレスたまってるな~」と感じました(いつもは鈍感。いつの間にかキャパオーバーで体に出る)
なのに、放置したんです。
忙しさにかまけて自覚のあったストレスをそのままにしてしまいました。
最近抜け毛が増えたな~なんてぼんやり思っときには手遅れ。円形脱毛症になっていました。
特別な予防法ではないですが「なるべくストレスをためない努力・たまったストレスはしっかり発散」結局これが一番の予防法です。
もちろん円形脱毛症だけでなく他の病気にも効く予防法だと実感しています。
まとめ:HSPにストレスは大敵
以上、HSPと円形脱毛症の関係についてでした。
HSPにかぎらず誰でも円形脱毛症になる可能性はあります。
ただ、心の優しいHSPにはその可能性が人よりも高いということ。
ぜひ体が悲鳴をあげるまえに、自分の心と体を労わってあげてください。
※いま円形脱毛症に悩んでいる人は「円形脱毛症カテゴリ」をご覧ください。実体験に基づいた記事などたくさん書いています。
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